【自動車学校編】省エネ補助金活用の成功事例 導入前後を比較
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自動車の教習所という生徒を預かる立場であり、安全で快適な環境を提供したい。一方で夜間照明の消費電力に悩まされていたという株式会社享成自動車学校 様。当該施設における屋外の水銀灯の更新を考えており、メンテナンス業者へ相談した流れから補助金事業活用の決断に至る。しかし補助金申請のノウハウが無 いため事業を進めるにはコンサルティング支援を受けることが必要であった。過去の経験から当初コンサルタントに対してあまり良いイメージが無かった当自動車学校の岡田社長に話を聞いた。
教習所の繁忙期は日照時間の短い2月~3月 夜間教習は照明の消費電力が最大の悩み

以前は節電のために一部照明の電源を切り、間引きをした状態で営業をしていたと話す岡田社長。「夜間暗い中で教習する環境は正直あまり良くない、なんとかより良い環境を提供したい」と考えている中、照明含む全体の電力使用量金に悩まされる現実もつきまとっていたという。
これではお客様を預かる立場としていけないと思い、老朽化も進み消費電力が多い水銀灯の更新から踏み切ることを決意、メンテナン ス業者に相談したところ補助金事業の活用を勧められることとなった。しかし申請のノウハウが無い、独力での申請は困難でありコンサルティング支援を受ける のが一番の近道だと知る。だが岡田社長は当初コンサルタントに対する良いイメージを持っていなかった。
「半信半疑」で依頼した補助金事業支援

以前に別の機会でコンサルに入ってもらった際、良い動きをしてもらえずコンサルタントに対してあまり良い印象が無かったと話す岡田社長。そのため今回も半信半疑で内心上手くいくのかと不安を抱えたまま事業がスタートした。
しかし、「リミックスポイントのコンサルタントは足繁く通い真摯に向き合ってもらえた。」そのことから信頼感が生まれ、非常に順調に進めることが出来ると感じるようになった。
実際に施工を担当した企業も補助金を使う事業は初めてであったが、自治体関係の仕事をしていたので書類の手続きなどは慣れていた。コンサルタントとも密に連絡を取り合いながら申請書作成や執行団体とのやり取りなどポイントをおさえた動きがスムーズにできたのだと賞賛をいただい た。「チーム一丸となって取り組めたことが当初のコンサルタントに対する良くないイメージから好印象へと変わった」という。
導入後の効果にも驚き、もう一校も検討したいと思います
更新前と比べると断然に環境が改善され、今では昼間の様に明るい環境になった。生徒達にも安心して教習してもらえることがとても大きいと職員たちも感じている。
大きな予算がかかるため、当初はとりあえず屋外の照明だけ更新する予定だったが、思い切って所内もLEDに変え、同時に空調の更新とエネルギー管理・制御を行うEMSも導入した。その結果、電気使用量が半分くらいに削減された。
エネマネ事業者でもあるリミックスポイントに依頼したことが、補助率も2/3(※1)という大きな金額が援助される機会に恵まれとても助かっていると岡田社長は感想を述べてくれた。同社が経営する他校についてもコンサルティングを依頼したいとの話もある。
※1 平成26年度補正予算 地域工場・オフィス・店舗等エネルギー促進事業(B類型)では、最大2/3が補助された。
どこも電力設備を今後どの様に改善していくのか頭を悩ませている 本事業の成功が良い事例となれば嬉しい
県内でも同じような局面を抱えた教習所はいくつかある。「LED照明にするのか、設備更新にかける投資が苦しい…」など頭を悩ま せている状況だ。その中で享成自動車学校様の事例が参考になればと思っている。同校についても「どこよりもサポート体制を整え最適な環境化の中で学んでも らい、合格率も県内トップにしたい」と思いを語ってくれた。
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※この記事は、株式会社リミックスポイントの提供する省エネ補助金活用の成功事例となります。
企業名 |
株式会社リミックスポイント |
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事業内容 |
|
設立 |
2004年3月 |
URL |
http://www.remixpoint.co.jp/ |
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